2008.08.29
![]() | まろまゆ 2 (2) (電撃コミックス EX) (2008/08) 氷川 へきる 商品詳細を見る |
電撃萌王にあって萌えない唯一の漫画。
抱き枕がついてきちゃうような雑誌で連載しているのに、「ハンバーガー村殺人事件」とかそんなのばっかです。これは酷い。
『ぱにぽに』や『ジャイ子ちゃん』で鍛えられたシュールさ、適当さは健在です。
ちなみに単行本化するにあたって一巻は四年、二巻は三年かかっていますね。
意外と(←!)歴史があるんだなーと思いました。
物語のあらすじは「オタク店長にバケ猫、疫病神、更には河童が客としてやってくる喫茶エトワール。桃月学園の生徒・桃瀬くるみは壊してしまった店の弁償のため、バイトとして働いている。地味すぎて全く萌えないヒロイン、何も起こらない四コマ、繰り返される爆発オチ。この喫茶店はもうだめだ!」そんな感じです。
ちなみに今考えました。
だいたいの流れとしては、
・真面目に萌えを追求しようぜ→無理でした
・お約束展開か?→何それ?
・意味不明なキャラが登場→ツッコミなしで終わる
でしょうか。
萌えという一種の「お約束」を裏切り続けている感じです。
二巻だと「雑誌リニューアルによりヒロインが店を辞める」「シノブ伝のキャラが現れる」辺りが、自由度高くて好きな部分です。
見どころとしては「全く萌えないくるみを、業界のクリエイターたちが萌えキャラに変身させる」という企画でしょうか。
王道のバニー・メイド服ばかりかと思ったら、体操着+ハッピやマグロ漁船というシチュがあって吹きました。そもそも「萌えキャラのくるみ」というだけで面白いです。
オチでしおしおになったくるみに笑いました。これは一見の価値ありです。
ちなみに『まろまゆ』は二巻で簡潔です。
作品全体のオチが、
感動のフィナーレ→お約束→「すいとん」オチ→オマケ漫画オチ→爆発オチ→カバー裏オチ
と二転三転していて面白かったです。
もともとオチなしの漫画のうえ、『ぱにぽに』のクロスオーバー作品なので無理に落とす必要はないんですよね。くるみなんて一応『ぱにぽに』のメインキャラだし。
でも喫茶エトワールのぐだぐだ感はこれはこれで面白かったです。
漫画としてのギリギリ感なんてそうそう味わえませんよ……。
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